●2023年(令和5年)10月25日(水)-27日(金) 第17回日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウム(Sympo2023(小倉))/ショートコース開催報告

 
2023年10月25日(水)-10月27日(金)
「第17回日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウムー持続可能な開発目標ための最先端電磁波エネルギー利用技術を展望する国際シンポジウム ーSympo2023(小倉))」(10/26(木)―27(金))
「2023年度ショートコース 」1.電磁波エネルギー利用技術と,その生体影響を考える 2.九州から電磁波技術を“発振”する-(10/25(水))は、4年ぶりの「現地開催」シンポジウムとして成功裡に終了いたしました。

本件ご報告申し上げますとともに、特別講師の皆様、発表・ご参加をいただきました皆様、機器展示ご出展/広告ご出稿企業の皆様、共催をいただきました北九州市、九州工業大学関係者の皆様、協賛をいただきました(公財)北九州観光コンベンション協会の皆様、協賛団体・学会の皆様に御礼申し上げますと共に、以下ご報告申し上げます。

<参加者の皆様へ>

●「Award審査結果投票」「アンケート」回答は10月31日(火)(23:59)で締切りました。

●10/27(金)夕方A会場で「パソコン用充電ケーブル」のお忘れものがございました。事務局がお預かりしておりますので、office@jemea.org 宛にご連絡下さい。

●要旨集の改訂版のダウンロード(索引追加の「シンポジウム要旨集最終版」)の公開時に、参加者の皆様にはメールでご案内をいたします。

 

1.10/25-27の参加者全体についてのご報告

●のべ参加人数 247名
(シンポジウム137名、ショートコース42名、懇親会68名)
 
●参加総数 144名 (うちJEMEA非会員40名)
内訳
シンポジウム参加 137名
ショートコースのみ参加7名
懇親会のみ参加 0名
合計 144名

業界別内訳
産業界 67名
官界    9名
学界   68名
=======
合計  144名

海外からの参加者:2か国2名(イギリス、中国)

2. 10/25(水) 『2023年度ショートコース』
1.電磁波エネルギー利用技術と,その生体影響を考える 2.九州から電磁波技術を“発振”する」開催報告

【開催場所】【北九州国際会議場】 2F国際会議室
【2023年度ショートコースのHP】出席者:42人 (内訳: JEMEA会員33名、非会員9名(講師3名含む))

当日のプログラム

1.電磁波エネルギー利用技術と,その生体影響を考える Part1
「マイクロ波加熱の新たな展望」小池誠氏(弁理士、小池誠マイクロ波研究所、マイクロ特許事務所)
「マイクロ波の漏洩基準と対策」仙田和章氏(富士電波工機株式会社)

2.九州から電磁波技術を“発振”する

「電磁波を使用するレーダー式レベル計の解説と最新技術動向」山本弘尚氏(株式会社 マツシマ メジャテック)
「高周波誘導加熱による溶接歪の矯正」川口千恵子氏(熱産ヒート株式会社)
「病院・介護施設向けマイクロ波再加熱カートの開発・販売」中島弘喜氏(株式会社 中島製作所)

1.電磁波エネルギー利用技術と,その生体影響を考えるPart2

「ナノバイオ分野におけるマイクロ波の影響研究~ミネラリゼーションおよび細胞膜透過を例として~」
  前半:栢森史浩氏/後半:臼井健二氏(甲南大学)
「本邦で保険収載されているがんに対する電磁波温熱療法の現状と展望」大栗隆行氏(産業医科大学)

以上依頼講演の講師8名よりご講演をいただきました。このセミナーは、当学会の「生体影響とマイクロ波安全利用ワーキング」との共催による、マイクロ波の安全利用についてのパートと、九州のマイクロ波ユーザーの方から貴重なご報告をお伺いするパートに分かれてご来場者の方に情報提供をいただきました。

3. 10/26(木)-27(金)シンポジウム

「第17回日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウム-持続可能な開発目標ための最先端電磁波エネルギー利用技術を展望する国際シンポジウム-Sympo2023(小倉)」
【開催場所】【北九州国際会議場】2F国際会議室/21会議室/3F 32会議室
【Sympo2023(小倉)のHP】
【Sympo2023(小倉)プログラム最終版(パスワード不要)】
(両面印刷をいただくと「見開きのページ」が都合よくなるよう編集してあります)

以下は簡略版プログラム
【26日(木)-27日(金)口頭発表プログラム-座長入り】
【10/26(木)ポスタープログラム】
【10/27(金)ポスタープログラム】

出席者:137名 (内訳:JEMEA会員101名・非会員36名 (うち講師2名)

発表件数:76
(内訳)
特別講演 (R024-JEMEA特別講演) : 2
一般口頭発表:48
ポスター発表:21
企業発表:3
JEMEA学会賞/学術功績賞受賞記念講演:2

26日PMにはR024-JEMEA特別講演が行われ、海外からお招きした講師2名にご講演をいただきました。
“Microwave Heating in Heterogeneous Catalysis”
○Daniel R Slocombe(Cardiff University, United Kingdom)

“Microwave-Driven chemical engineering technology-full of breakthrough opportunities in electrified chemical processes”
○Xin Gao, Zhenyu Zhao, Kai Liu, Hong Li( Tianjin University(天津大学))

【海外講師のご講演・記念品贈呈時の写真含むシンポジウムPhoto Digest】 

27日AMには、「JEMEA学会賞」受賞記念講演を受賞者、杉山順一様(産業技術総合研究所)、
「JEMEA学術功績賞」受賞者 佐藤元泰先生(中部大学)(樫村京一郎先生の代講)より行っていただきました。
【第5回JEMEA学会賞/第1回JEMEA学術功績賞受賞者の写真と報告記事】 
第1回JEMEA功労賞受賞者の加藤俊作様のご講演が諸事情で行えなかったので、共同受賞の
四国計測工業株式会社 曽我博文様に表彰状をお渡しいたしました。

26日、27日には、口頭・ポスター、機器展示出展企業様の発表を2日間にわたり行っていただき、
発表と活発な質疑応答が繰り広げられました。ポスター発表は、今年も発表者1名3分のショート
プレゼンテーションを行っていただいたのち27日にポスターセッションを1時間半にわたり行うなど、
大いに盛り上がりました。
参加者の方は、シンポジウムの講演要旨集をダウンロードいただき最新の情報を共有いただくことができました。

4.企業機器展示/広告出稿企業様

★マークは機器展示出展企業3社 〇マークは広告出稿企業2社
(社名50音順)


★〇

国際会議室隣のサブホワイエにブースをご出展いただき、参加者と出展企業様が情報交換を行っていただきました。サブホワイエにはコーヒーコーナーも設けて、休憩時間には来場者の皆様の歓談の場所となりました。

 
5.懇親会開催報告

10/26(木) 於:北九州国際会議場 2F Sea Lounge

出席者68名(内訳:会員60名・非会員8)

望月大実行委員長の司会で、海外講師・Award受賞者の方もご招待をし、九州・山口のグルメをご賞味いただきながら、ご歓談をお楽しみいただきました。4年ぶりの対面懇親会となり大いに情報交流をお楽しみいただくことができました。
 

6.エクスカーション開催報告

シンポジウムの会期終了の翌日、10/28(土)北九州観光コンベンション協会様のご協力により、JEMEAで初めての「エクスカーション」が開催されました。シンポジウム参加者から12人のご登録をいただき、北九州観光コンベンション協会の福田部長、清野様、今永様にもご参加をいただき、西鉄観光バスのガイドさんの案内で、北九州市の門司港地区、関門海峡などの絶景ポイント、橋を渡って下関側で歴史のある赤間神社、功山寺をめぐり、最後は小倉城と盛沢山の内容でした。ご当地料理である「ふぐ尽くし」のランチに舌鼓を打ち、好天の中、大いに見聞を広め、参加者同士の交流を図るができました。【10/28(土)エクスカーションパンフレット】

 
7.各賞受賞者ご氏名

Sympo2023で発表いただいた口頭・ポスター発表者については、現在以下のAwardについて審査をしており後日受賞者を発表させていただきます。
【Sympo2023(小倉)Award受賞者発表】 【Sympo2023(小倉)Award受賞者表彰式開催報告】

研究奨励賞
ベストプレゼンテーション賞
ベストポスター賞
安立計器株式会社賞
エム・アールエフ株式会社賞

 
8.謝辞

本シンポジウムの開催にあたりましては、以下の団体の皆様の助成、ご協力、広報活動のご協力をいただきましたので感謝申し上げます。
【共催】北九州市/九州工業大学
【協賛】(公財)北九州観光コンベンション協会
【協賛団体】IEEE MTT-S Japan/kansai/Nagoya Chapter、公益社団法人化学工学会、公益社団法人 高分子学会、
一般社団法人 触媒学会、一般社団法人 電気学会リニアドライブ技術委員会、一般社団法人 日本エレクロトヒートセンター、公益社団法人日本化学会、日本学術振興会 R024電磁波励起反応場委員会、一般社団法人 日本鉄鋼協会  以上50音順。
また運営にあたりましては、MICEサポーターの4名の皆様、九州大学、九州工業大学、東京大学、東京電機大学の学生さんにお手伝いをいただきましたことをご報告させていただきます。

 
9. 今後のJEMEA主催行事予定

JEMEAでは今後以下に示す予定がございます。是非ご参加いただきたくお願い申し上げます。JEMEA会員と、過去学会行事のご参加いただいた皆様には、ホームぺージ掲載後直接メールにてご案内をさせていただきます。

●2023年1月下旬 「第17回日本電磁波エネルギー応用学会研究会(オンライン開催)

●2023年5月下旬 JEMEA総会・講演会(仮称)(オンライン開催を予定しております)

その他ワーキンググループ主催行事の開催が決定した場合はご案内をいたします。

●当学会では、JEMEA会員限定で、JEMEA Web機関紙/論文誌を刊行しており、J-STAGEにも掲載しておりますが発行から1年間は会員限定のパスワードがかかっております。論文誌第7巻(2023年12月初旬刊行予定)はじめJEMEA Web機関誌第9巻第1号(2024年2月発行予定)などの刊行予定しております。ご入会いただきますと最新の機関誌・論文誌の閲覧情報をご案内いたしますので、非会員の皆様、是非ご入会をご検討下さい。

また、正会員(団体)会員になっていただきますと、団体会員様限定の会議、行事(見学会を過去2回開催)などより多くの特典がございます。詳細はこちらでご確認下さい。
【ご入会について】

【日本電磁波エネルギー応用学会パンフレット(2023年10日31日版)】

当学会は今後もマイクロ波応用技術に関する最新の情報を発信してまいります。

 

【シンポジウム実行委員会】

実行委員長:望月 大(東京電機大学)
実行委員 :大内 将吉(九州工業大学)、岸本 史直(東京大学)、羽石 直人(㈱クレハ)事務局: 佐藤 容子 (JEMEA事務局)

 

【連絡先】

第17回日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウム 実行委員会
E-mail:office@jemea.org (シンポジウム事務局 佐藤)

【JEMEAのホームページ】


[ver.20231030] [ver.20231031参加人数追記][ver.20231109詳細と写真追記][ver.20231114校正]