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                理事長挨拶(堀越 智)

                 
                人類は火を用いて文明を発展させてきました。火は熱エネルギーや光エネルギーを人類へ与え、後に燃焼を用いた産業の基本に発展しました。しかし、燃焼はCO2という副産物を生み、この副産物は地球環境の変化を促しています。現在では、CO2フリーで、よりエクセルギー効率の高いエネルギーへの置き換えが必要になり、この候補として電磁波エネルギーが注目されてきました。
                この電磁波エネルギーの利用を目的として、2006年に日本電磁波エネルギー応用学会が設立され、2007年NPO法人として東京都から認証されました。当学会は電磁波エネルギー応用の技術基盤の構築と、実用化の推進、および広く社会公益の増進に寄与することを目的としています。会員の皆さまからはJEMEA(ジェミア)という愛称で親しまれ、シンポジウムに加え、講演会や研究会を定期的に行なう学術団体として活動しています。

                電磁波(主にマイクロ波)エネルギーを利用応用するために、集まったさまざまな分野の会員数は170名を超え、異分野融合による新しい学問的価値の創造、産業界官界との連携によるイノベーションの創造と育成を行うプラットフォームを担っています。14名の理事は、さまざまな分野の窓口となり、会員の皆さまからの要望を取りまとめ、これを実行しています。また、JEMEAはマイクロ波エネルギー利用に関わる学協会で結成されている世界的組織(MAJIC)の一員で、世界中の情報やトレンドを会員の皆さまに発信することも行っております。また、学術向上のためのMWEミーティング、法人会員様とのMRミーティング、若手育成の勉強会などをスタートしています。

                JEMEAはシーズやニーズを持った研究者や技術者等が集い、分野を超えた議論を行い、それぞれの目標に向かってともに進むことができるプラットフォームです。VUCAの時代という言葉が、さらに深みを持ってきた昨今だからこそ、異分野融合、情報収集と発信ができるJEMEAの存在意義は大きく、これからも、全理事が協力して「会員のために、会員とともに」、令和の時代にあった学会を運営していきたいと思います。
                 
                令和4年5月27日
                日本電磁波エネルギー応用学会 理事長
                堀越 智 (Horikoshi Satoshi)
                上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授

                日本電磁波エネルギー応用学会 理事長 堀越 智

                日本電磁波エネルギー応用学会 理事長 堀越 智

                日本電磁波エネルギー応用学会 歴代理事長